要求の段階⁉️
いきなり知らない人に
「結婚してください」
と言えば、十中八九、断られますよね
考えれば、当たり前のことです
いきなり大きな要求をするのは、
無理難題です
こういうときは、
まず挨拶から始め、顔見知りになります
ある日、話しかけて友人になります
会話を増やして親しくなれば、
映画に誘ってさらに親密になります
「付き合ってください」
という告白に、OKが出ることでしょう
その付き合いも何年か続けば
「結婚してください」
という要求も通りやすくなります
「大きな要求には段階がある」
ということです
仕事でも同じです
仕事における大きな要求も、
段階があります
いきなり大きな要求をしても、
断られやすいのです
まず受け入れやすいよう、
小さな要求に分けて、少しずつ進めます
たとえば、いきなり
「契約に判を押してください」
と要求しても、まず断られるでしょう
相手が誰か分からない人から、
大切な契約をしようとは思いません
まずは、クライアントと
親しくなるところから始めます
頻繁に顔を見せたり、
一緒に食事をしたりなどです
親しくなり、仕事を真面目にする人だと
分かることで、小さな契約から
交わし始めます
何度か会って会話を交わして、
仕事の結果を見てもらいます
時間をかけて契約の実績を積んでいけば
「この人なら大丈夫だろう」
と信用され、大きな契約の話が
通るようになります
段取り上手は、階段を何段も飛ばして
速く上がろうとするのではなく、
一段ずつ上っていきます
それが一番速くて、
段取りがいいのです
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